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2008/10/26
官僚政治を打破し、国民のための政治を実現する 幹事長、岸本・和歌山1区総支部長訴え




 鳩山由紀夫幹事長は26日、JR和歌山駅前で行われた街頭演説会で、岸本周平・和歌山県第1区総支部長とともに約300人の聴衆を前に演説を行った。

 岸本総支部長は「私は25年間、霞ヶ関の中にいた。官僚の表も裏も知り尽くしている。今の官僚主導の政治を打破するために、ぜひ私を使って欲しい」と訴えた。

 続いて鳩山幹事長は、「福田首相は最初から総理になることだけが目的で、何をやるかビジョンが明確でないから途中で投げ出した。日本は国際的信頼を失い、アメリカの北朝鮮に対するテロ国家指定解除につながった」と政権の対応を批判した。また脳出血を起こした妊婦が東京都内の8つの病院に受け入れを断られたあげく死亡した問題に言及して、「道路はなくても1年2年は待てるが、人の命は1日2日も待ってくれない。医療と介護、福祉が最重要課題だ」と力強く訴えた。

 その後、鳩山幹事長は岸本総支部長と同市内のスーパーで買い物遊説を行い、買い物中の主婦などに、民主党への支持を求めた。
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