2008/11/19
神奈川1区に岩國哲人議員、11区に弁護士の横粂勝仁氏の擁立を発表 小沢代表
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小沢一郎代表は19日午後、横浜市内で会見を行い、次期総選挙神奈川県選挙区において、1区に岩國哲人衆院議員、11区に弁護士の横粂(よこくめ)勝仁氏をそれぞれ擁立することを記者団に発表した。
小沢代表は、岩國議員が8区から1区へ国替えを行った経緯について、「次の総選挙で必ず国民のための政治を実現し、民主党中心の政権を作るためにも、一人でも多く非自民の議席を獲得するため」と説明し、同選挙区を最重要選挙区と位置づけ、党を挙げて取り組んでいく方針を示した。
続いて11区について小沢代表は、立候補が予想される小泉元首相の次男と同じ年齢の横粂氏に対して、「選挙民は横粂氏の訴えを聞いてもらえれば必ず理解頂けると思う」と地盤を譲り受けるだけの候補者より、地道に活動を続けて生活者の痛みが分かる横粂氏に期待感を表した。
次に2次補正予算案について小沢代表は、「麻生首相が選挙よりも景気対策だと言って国民に公約した。政治家としての見識・常識があれば2次補正を今国会で出さないという、無責任な結論を導き出すとは思っていない」とし、早急な提出を求めるとともに、国民との約束を果たすのか、ただ選挙を先送りするための口実なのかをはっきりさせる必要が政府・与党にはあるとの認識を強く示した。
さらに、厚生省元事務次官連続殺傷事件について小沢代表は、「大変驚いている。いかなる理由があっても暴力で人を殺傷することは許されることではない」との考えを示し、「被害にあわれた方々には、心からお見舞いとお悔やみを申し上げる」と語った。
最後に小沢代表は、「麻生首相がいくら逃げ回っても、国民から『主権者の審判を仰げ』という声が必ず高まり、総選挙を行う時期が遠からず来ることを確信している」と明言。国民の生活が第一の基本理念の下、新しい民主党政権の政治を実現するため全力を尽くすと力強く述べた。
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