2008/11/22
小沢代表、「程度がひど過ぎる」と酷評。麻生首相の「信用できない」発言で
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小沢一郎代表は22日午後、福島県郡山市の太田和美・福島県第2区総支部長の事務所を訪れ、総選挙の今後の見通しや麻生首相の第2次補正予算を巡る迷走などについて記者団に語った。
はじめに小沢代表は、「麻生首相は選挙より政策、まず経済対策、景気対策だと言って選挙を避けてきたが、肝心要の対策が何も打ち出させていない。また自分の地位の保全のため、経済危機を言い訳にして、さらに選挙を伸ばしている」と麻生首相の迷走ぶりを分析。
また、「この状況が続けば、年末に向けて倒産する企業も多くなる厳しい状況で、国民の皆さんの『早く(麻生首相は国民の)判断を問え』と言う声が必ず大きくなってくる。とても自分の延命のためにずるずると総選挙を先送りすることは不可能で、遠からず選挙をやらざるを得なくなる」との認識を述べた。
さらに、自民党内でも第2次補正予算案を今国会中に提出すべきとの声が挙がっていることに、「(麻生首相は)言っていることとやっていることの筋道が通っていない。自民党内からそのような批判が挙がっても当然のことだ」と切り捨てた。
また党首会談で第2次補正予算を巡る小沢代表の発言に対して麻生首相が、「信用できなくなった」と語ったことに、小沢代表は、「本当に情けないと言うかあまりにもレベルの低い話で論評する気にもなれない」と非常に呆れた口調で答え、「本当に大事なのは、国民生活がひどくなってきていることに対して政府はどうするのかという問題であって、総理大臣の発言としては程度がひど過ぎる」と酷評した。
最後に東北地方の選挙区を回った感想として、「弱いものや地方を切り捨てる今の自公政治に対して、国民の皆さんが大きな批判や怒りを抱いているということを強く感じた。我々が皆さんの支持を受けて必ず政権を奪取することが出来るという自信が深まった」と手ごたえを感じさせた。
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