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2006/05/25
民主党、金融商品取引監視委員会設置法案を参議院に提出
25日昼、民主党は参議院に「金融商品取引監視委員会設置法案」を提出した。発議者は、櫻井充、小川勝也、富岡由紀夫、平野達男、広田一、若林秀樹の各参院議員。

 民主党は、衆議院において政府から提出された金融商品取引法案(証券取引法改正案)を検討する過程で判明した、問題が多発している商品先物等が同法案の対象となっていないという問題に対応するため、商品先物取引の検査・監督権を金融庁にも与える修正案を提出した。本法案は、この衆院における修正案の趣旨を衆議院に提出していた「証券取引委員会設置法案」に取り入れて、名称も変更して、参院に提出したもの。

 従来民主党が提出していた「証券取引委員会設置法案」との相違点は、商品先物取引に関する検査・監督権限を新たに金融商品取引監視委員会にも与えること、同委員会に証券取引および商品先物取引に関する犯則調査権を与えることである。
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