2008/12/04
麻生内閣が何を考えているのか分からない 輿石会長が会見で
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輿石東参院議員会長は、4日午後の定例記者会見で、来年度予算案の基本方針をめぐる麻生内閣の迷走を、「麻生内閣が何を考えているか分からない。小泉改革路線を継承するのか、転換するのか。赤字国債を発行するのか、プライマリーバランスの回復をどうするのか、分からない」と批判した。
記者の質問に答え、17日開催で調整されている党首討論について、「先の党首討論は麻生首相が逃げてばかりで議論がかみ合わなかった。そういう討論なら意味がない。このみんながイライラしている日本をどうするという大きなテーマでなら意味がある」として、党首討論を行うかどうかよりも、テーマ設定が大切との認識を示した。
また、政府・与党が法案も出さず、ただ単に金融機能強化法改正案と新テロ特措法改正案のみの成立を願っていることについて、我々は、順次必要とされる法案を提出していくとの方針を改めて述べるとともに、「3人に1人が非正規労働者という状況を1日も早く解消しなければならないということで、菅直人代表代行を本部長として緊急雇用対策本部もつくった」と表明。民主党政権ができればどうなるかを国民の皆さんに理解してもらうと強調した。
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