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2000/11/14
中川、村上、久世3議員の証人喚問を要求〜衆院野党4会派
衆院予算委理事の佐藤観樹、原口一博両衆院議員は14日午後、自由党、共産党の同委理事とともに国会内で記者会見し、予算委の日程を話し合う同委理事会で、補正予算案の審議を2日間行うとともに、KSD問題、東京信用保証協会事件、久世問題、中川問題などに関係する証人喚問・参考人招致を行うよう要求したことを明らかにした。与党側は、補正予算審議を1日で済ますよう求めている。

 野党が証人喚問を求めたのは、中川秀直前官房長官、自民党の村上正邦、久世公堯両参院議員の3氏。参考人招致を求めたのは、西川太一郎衆院議員(保守党)、中山正暉衆院議員、岡留安則・「噂の真相」編集長、小山方和・KSD中小企業経営者福祉事業団理事長代行、牧野洋一・東京信用保証協会会長の5氏。

 また野党4会派は審議を充実させるために、森首相の売春防止条例違反による検挙記録(裁判所が調査嘱託を依頼した資料)、名誉毀損で「噂の真相」誌を訴えた公判記録などや、東京信用保証協会事件、久世前金融再生委員長の自民党費立て替え問題、KSD問題にそれぞれ関係する資料の提出を要求した。
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