2008/12/09
審判を仰げという声が大きくなれば政府も抗しきれない 小沢代表
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小沢一郎代表は9日午後、広島市内ですげかわ洋・広島県第1区総支部長の事務所を訪れ、スタッフの皆さんを激励。終了後に記者の質問に答えた。
小沢代表は、視察の感想を問われ、ボランティアやスタッフの皆さんから日常活動の状況を聴き、総支部長は街宣活動にバイクを使っているが、同日は雨のため車で出かけていることなどについて、説明を受けたと語った。
小沢代表はそのうえで、情勢調査の数字も次第に伸びているので、この調子で気を入れて頑張れという思いを伝えたと表明。「ボランティアの方も毎日参加しているし、本人もバイクか車で朝から晩まで頑張っている。必ずいい結果が出るだろうと思っている」と、激励の気持ちを述べた。
国政に関しては、自民党の若手中堅グループ内で政権批判の動きが出ているが、志を同じくするなら連携はありうべしと考えるかと質問されると、「私自身はそういうことは考えていない。ただひたすら総選挙目指して頑張ってもらう、また我々も頑張る、それだけしか考えていない」と答え、総選挙がいつあってもよいように備え、勝利を目指して取り組むべきだという見解を示した。
解散・総選挙の時期に関する質問には「日を追うに従って、失業者はどんどん増え、倒産企業もどんどん増える。『どうして年を越そうか』という状況が非常に深刻になると思う。そういうなかで国民のサイドから、『総選挙で審判を仰げ』という声が大きくなってくる。政府としてもそれを抗しきれないという状況になるだろう。そういうことが目に見えている」として、年明けの早い時期にも行われるという認識を説明した。
総選挙を行うべしとの国民の意識を盛り立てていく手立てについては、国会の論戦に加え、全国で候補者がどんどん外に出て多くの方に語りかけることが一番重要だとする考えを述べた。「国会の中だけで、議論していただけではいけない」として、他の野党も含めて全候補者がそれぞれ国民の皆さんの中に入って訴えることで、国民の皆さんの意識も相乗的に盛り上がってくるとの認識を示した。
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