2008/12/10
総選挙を経て国民の支持を得た政権が思い切った政策を実現することこそ必要 愛媛で代表
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小沢一郎代表は10日午後、松山市内にある、ながえ孝子・愛媛県第1区総支部長の事務所を訪れ、日ごろの政治活動を激励するとともに、記者団の質問に答えた。
四国の情勢に関する問いには「愛媛で何としても4つの議席を与えてもらいたい」と表明。参議院選挙においても、四国で一番の大県である愛媛での友近議員の当選が大きな流れとなって、四国全県での勝利に繋がったとの認識を示したうえで、「ですから、やはり愛媛。そしてこの1区が先頭に立って、盛り上げてもらいたいと思う」と語った。
解散の時期について「マスコミの報道とは違うが近いと思う」との認識を示した小沢代表は、「いずれにしても選挙は内閣が権限をもっているので、いつになるかはわからないが、誰が見ても、このままズルズルといったら日本は本当に大変なことになってしまう」と分析。「やはり、有権者の、主権者の、国民の判断を仰いで、その国民の支持を得た政権が、思い切った政策を実現することが今こそ必要だと思う」と強調した。
首相はじめ自民党執行部批判を展開している自民党の塩崎議員の言動は、愛媛県第1区の有権者の選択に影響を及ぼすかとの問いに、「それは関係ないのではないか」と回答。現在の国民の皆さんの批判は自民党政権そのものが国民本位の政権ではなく、機能不全に陥り、腐敗しきっているという点に向けられていると指摘。「自民党政権ではダメだという、国民の皆さんの考え方だと思う。だから自民党内でごちょごちょしたからといって、それは国民の皆さんにも受け入れられないと思うし、私どももそのこと自体には何の関心もない」と語った。
さらに、麻生首相よりも小沢代表の方が首相にふさわしいとした世論調査の結果をどう見るか問われたのに対しては、「期待していただくのは大変ありがたく、身に余ることだと思っている」と発言。そのうえで、「国民の皆さんの期待に応えることができるように、私自身も、そしてみんな仲間できちっと頑張って行きたいと思う」と「国民の生活が第一」の政治の実現への決意を改めて表明した。
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