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2008/12/14
鳩山幹事長、長野1区・しのはら衆院議員の集会に出席 党への支援求める




 鳩山由紀夫幹事長は14日午後、長野県の山ノ内町を訪問、北澤俊美副代表と共にしのはら孝衆議院議員(長野県第1区総支部長)のミニ集会に参加して、民主党への支援を求めた。

 ミニ集会でしのはら議員は、政権獲得後に直ちに必ず実行する民主党の政策として、子育て、農業、高速道路無料化を挙げた。また、地域をまわって国民の皆さんの声を聞き、党への支持を求めていく考えを表明した。

 北澤副代表は、一番困っているところへ手当し、処方箋、薬を出すことが政府の仕事と指摘。「薬が間違っていたら皆さんは体を壊す。高いお金を払って出した薬が、まったく効き目がなければ、こんなばかげた話はない」として、経済対策の第2次補正を出すと言って出せない、来年出すから政治はスピードだと言い放つ政府の態度を厳しく批判。

 「スピードも大事だが、中身をしっかり検討することが重要だ」として、政府与党の言葉にだまされないよう、民主党への理解を求めた。

 鳩山幹事長は「『一次産業こそ国の礎』という思いを篠原議員が植え付けてくれた」と表明。消費者の立場から国民の皆さんも農業の重要性を認識しているとして、早く戸別所得補償制度を認めさせ、農業従事者が増えるような環境を作りたいと語った。

 また「新報道2001」の世論調査結果を報告し、内閣支持率低下の原因について、景気対策の先送りを挙げた。2週間の臨時国会で、雇用問題、失業問題をしっかりとらえ、国民の皆さんのために働く民主党にしていきたいと表明。

 「政権交代を実現させて、我々の考え方が皆さんの考え方と一緒になって、政策が実現できる、そんな世の中を作り上げていきたい」と支持を訴えた。
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