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2008/12/16
今国会で緊急雇用対策関連4法案を成立させる 平田参院幹事長が会見で




 平田健二参院幹事長は16日午後、国会内で定例の記者会見を行い、15日に参議院に提出された緊急雇用対策関連4法案の取り扱いについて語った。

 平田参院幹事長は、野党3党で提出した緊急雇用対策関連4法案を「まるで社会主義のようだ」とした自民党幹部の発言について、「とんでもない話」と切り捨て、「働く者にとっては、社会主義であろうと自由主義であろうと、給料を止められたら死ねということ。そのこともわからない状況だから、第二次補正も出せない。政権与党の今の対策は万死に値する」と厳しく批判。その上で、一刻も早くこの4法案を成立させるよう、与党に求めた。

 与党が審議時間と採決日程に難色を示しているとの記者からの質問に答え、与党が出している雇用対策も野党の提出した法案も特別かけ離れた内容ではないことを指摘、「お互いにスピード感をもって協議すれば、今国会で成立させることができるだろう。成立させなければならない」と語った。
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