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2002/03/26
「事実上名義借りを認めた以上、当然」辻元議員辞職で鳩山代表
 民主党の鳩山由紀夫代表は26日夜、辻元清美・前社民党政審会長が議員辞職したことを受けて、党本部で記者団に感想を述べた。

 鳩山代表は、「社民党のエース格だっただけに、あなただけにはウソをついてもらいたくなかったと残念な気持ちはあるが、結論としては辞職は当然のこと」とする一方、「『党に迷惑をかけた』と離党だけして議員を辞職しない方々がいるが、辻元さんはその逆に『これからも党で活動したいが、国民には迷惑をかけた』と辞職した。国民はこのことは理解するのではないか」とも述べた。

 同時に鳩山代表は、「事実関係については十分に明らかにされているとは言えない。社民党も辻元議員も、事実関係をもっと明らかにする義務がある」ときっぱり述べた。

 辻元前政審会長が事実上名義借りしていた元秘書が民主党の家西悟衆議院議員の政策秘書を2カ月間勤めていたことに関しては、「菅幹事長が調査し、事実関係が少しずつ分かってきた。政策秘書給与が本人に全額渡っていたのかどうかか核心だが、これについては銀行口座を調査している。早急に結論を出したい」と表明した。
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