2008/12/26
国民のなかに新しい国民本位の政治をという機運が高まってきている 茨城で小沢代表
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小沢一郎代表は26日午前、茨城県を訪れ、同県1区の福島のぶゆき事務所を激励後、記者団の質問に答えた。
小沢代表はまず、事務所スタッフらから日頃の活動状況を聞くとともに、来年は選挙本番であり、より一層活動を強化するよう激励したと報告。そのうえで、午前中に県内2カ所をまわった所感として、「茨城県は一般的に自民党が強く、相手候補者も有力だが、自民党政治に対する不信感、批判が都市、農村に限らず大きい」と分析し、そういう人たちに声をかけ、理解してもらうことが大事であると話した。
また、茨城県では医師会が民主党推薦を表明していることについては「心強いと同時に、医療制度を抜本的に変えないといけないということ。それを民主党は主張し、理解していただきながらの支援であり大変心強く思う」と表明。現時点では医師会として正式に推薦を表明しているのは茨城県のみであるが、全国各地で個人的には民主党支援の輪が広がっていると分析した。加えて、「医師会に限らず、農業、漁業など各団体において、全体のトップは自民党支援を崩せないでいるが、国民のなかに政治を変えなきゃ、政権を変えなきゃ、という機運は強まっている」との手ごたえを示した。
来年における政権交代後の態勢作りについては、「来年のことは、とらぬ狸の皮算用で言っても仕方ない」と前置きしたうえで、「国民のなかに新しい国民本位の政治をという機運が高まってきている」と重ねて強調。具体的にどうこう言える段階ではないがそれに応える態勢をつくっていく気構えを語った。
民主党としての来年の政治活動については、全国を回り有権者とふれあいながら声を聞くという方針は基本的に変わらないと述べるとともに、来月の中・下旬に世論調査を改めて実施し、最終的な公認候補を決定するとともに、その中でも重点区を決めていつでも態勢を整えていきたいと語った。
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