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2009/01/06
「抗争停止合意」形成へ 犬塚参院議員、アフガニスタン等視察報告


 犬塚直史『次の内閣』ネクスト外務副大臣は、6日午前国会内で記者会見し、アフガニスタン、パキスタン、サウジアラビアを12月19日から1月4日の17日間にわたって訪問し、「抗争停止合意」形成に向けた日本の貢献策をめぐり、各国要人、タリバン関係者、米軍関係者らと協議したことを明らかにした。

 犬塚議員は、「アフガニスタン、パキスタンには日本に対する美しい誤解(インド洋での海上支援活動が現地ではあまり知られていないという誤解)があり、この点を生かし貢献できるのではないか」とし、民主党政権ができればアフガニスタン、パキスタン両国の代表の対話を、民主党政権でなければ実務者レベルの対話を、今年の早い時期に日本で開催するとした。

 また、NATO軍が順次撤退できる方策としての「抗争停止合意」構想は、「NATO軍の司令官が一番喜んでいる。反対する人はいなかった」とも表明した。さらに、日本はこの地域で何らの覇権も利権も求めないと各国で説明し、理解を求めたことを明らかにした。

 アフガニスタンでは副大統領以下主要なメンバーと会談するなど厚遇され、日本や民主党への期待が高いことを述べた。
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