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2009/01/18
政権交代へ 活動方針めぐり活発な議論 地方代議員会議




 2009年度定期大会本会議に先立ち、18日午前都内で、地方代議員会議が開かれ、政権交代、民主党中心の政権樹立へ活発な議論が行われた。

 地方代議員会議では、冒頭、菅直人代表代行が、雇用対策に重点をおき取り組んでいることを報告したうえで、「麻生政権の存在が1日長引けば、それだけ国民にとってマイナス。総選挙が2月、3月、4月、5月でも、たとえ9月まで先送りされようとも、選挙区それぞれが態勢を確立し、小選挙区で勝利できるよう頑張り抜いてほしい」と訴えた。

 次に、鳩山由紀夫幹事長が活動方針を提案した。このなかで、鳩山幹事長は「衆院選の第3次公認候補を遠からず発表する。150小選挙区での勝利を皆さんで確認する」として、総選挙で過半数獲得による政権交代、官僚任せの政治から、国民の政権を樹立することが民主党に任務だとした。

 討議では、政権獲得後の緻密な政策が必要、地方分権への道筋を、財源がなく政策を実現できないでは失望に変わる、責任をもって実行できる政策を、中小企業の皆さんへの明確なメッセージを、夢のあるニューディール的な政策を、総選挙の勝利を前提とした話をすべきではない、勝ってからだ、など地方実態を踏まえた意見が出された。

 これらの意見には十分に配慮し、確実な政権交代を目標とすることを鳩山幹事長、直嶋正行政調会長、赤松広隆選対委員長らが答えた。

 司会は平野博文幹事長代理が務めた。
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