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2009/01/17
国民の視点に立った政治の実現を訴える 鳩山幹事長、長尾・大阪14区総支部長




 鳩山由紀夫幹事長は17日、長尾たかし・大阪府第14区総支部長とともに街頭演説会を行った。寒い中にもかかわらず、500人を超える支援者や聴衆がジャスコ藤井寺店前に集結し、幹事長や総支部長の訴えに耳を傾けた。

 長尾総支部長は「消えた年金、消された年金に続き、支払われない年金がある。この選挙区に、5年4カ月でデータが消え、611万5700円の年金未払いが、昨年の5月7日に発覚したにもかかわらず、いまだに支払われていない方がいらっしゃる」と問題視。当初1年以内に支払われると言われていたことも言及し、「11月28日再度苦情を訴えたところ、あと1年以上かかると窓口で言われた。このような国家ぐるみの詐欺行為に等しい年金制度を継続しておくわけにはいかない」と訴え、その対応を批判した。

 民間の生命保険会社から転身した経歴をもつ長尾総支部長は、「元民間生保人の視点から現在の社会保障制度を改革したい」と述べると共に、「上院議員一年生のオバマ氏が超大国アメリカ合衆国の次期大統領に選ばれたことに、アメリカ民主主義のダイナミズムを見せつけられた様な気がする」と表明。一方で日本の現状についてもふれ、「変わりたいと唱えるだけで何も変わらない。来るべき総選挙で、憲政史上初めての政権交代を実現し、我が国も民主主義国家の仲間入りをしたというメッセージを世界に向けて届けよう」と、総選挙に向けての力強い決意を述べた。

 続いて鳩山幹事長は、「国民の視線に立った政治を行わなければならない。祖父鳩山一郎は常に国民視線に立つことを政治家としての信条とした。今の政権は国民視線ではない」と指摘。官僚主導の視線、官僚国家日本に終止符を打つことが重要だとの認識を示し、そのためにも民主党に力を貸してほしいと訴えた。

 演説会終了後は、ご参集頂いた方々と握手などでふれあい、叱咤激励を頂き会場を後にした。
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