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2009/01/20
小沢代表、次期総選挙の富山3区候補者としてアナウンサーの相本芳彦氏に出馬を要請




 小沢一郎代表は20日午前、富山市を訪れ、北日本放送アナウンサーの相本芳彦氏と面談し、次期総選挙において富山3区から公認候補としての出馬を要請した。

 面談後、小沢代表は記者会見を行い、「相本氏に富山3区の候補者として立候補の決断をしていただきたい」と報告。

 小沢代表は、「富山3区についてはかねてから県連を中心に良い候補者の擁立に向けて努力してきたなかで、相本氏にお願い申し上げた」と経緯を説明。

 また記者団から、相本氏が候補者としてふさわしいと思った一番の理由を問われた小沢代表は、「非常に考え方がきちっとしている方とお見受けした。知名度も必要だが、しっかりした自分自身の考え方、哲学を持っている方と感じた」と語った。

 さらに、「富山県は従来から自民党が強い地盤であるだけに、良い候補者を擁立して何としても政権交代をこの富山から、良識ある富山県民のご判断によって成し遂げたい」と抱負を語った。

 最後に小沢代表は、全選挙区で言えることと前置きし、「自公政権は国民のためにならない、政権交代すべきとの思いを持っている方とは協力していく考えを持っている」との見解を示し、相本氏が出馬を決断した後には他の野党との選挙協力を得られるように協議していくとの認識を示した。

 また小沢代表の会見後、相本氏が記者団に対して、「小沢代表から大変真摯にまっすぐに富山3区からの出馬要請を頂いた」と報告。「さまざまな、自分の信頼のできる方々の意見を聞きながらできるだけ早く結論を出したい」と考えを述べた。

 さらに現在の自公政権について相本氏は、「相当、金属疲労している。国民に寄った気持ちがどこか抜けているのではないか」との見解を示した。

 最後に民主党の政策について相本氏は、「心情的には共感できる」とし、その理由として、小沢代表が唱える「国民の生活が第一。」の理念に対し、自身のこれまでの活動と重なる部分が多いとした。
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