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2009/01/27
2次補正の早期成立のためにも政府・与党は定額給付金を外すべき 平田参院幹事長




 平田健二参院幹事長は26日午後、国会内で定例の記者会見を行い、平成20年度第2次補正予算案をめぐり、両院協議会の協議が継続していることを受け、同協議会のあり方や平成21年度本予算案など、今後の国会対応について記者団に語った。

 はじめに平田参院幹事長は、定額給付金を盛り込んだ平成20年度第2次補正予算案をめぐって両院協議会が昨日から断続的に開かれていることを報告。また同協議会のあり方に対して言及し、「今までの同協議会の調整のやり方には問題がある」と提起し、「国民の皆さんに何が行われているか明らかにするためにも議事録をとり、公開とすべき」との見解を示した。同時に、同協議会が結論に達せず、硬直化している大きな理由はそこにあると述べた。

 また、今後の見通しについても、「未定であり、まずは成り行きを見守る」と述べる一方で、いたずらに現在の状態を続けることを望んでいない意向を表した。そのうえで、平田参院幹事長は政府・与党に対して、2次補正から定額給付金を外すことを強く訴え、補正予算が早く実行できるようにするためにも良い結果が出ることを望むとした。

 最後に平田参院幹事長は、2次補正における予算関連法案の参院の扱いについて、「定例日に委員会を開き、審議することは出来るが、今後の見通しは政府・与党の4演説や代表質問の動向も踏まえ、全く予測がつかない」と述べた。
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