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2000/11/24
COP6に近藤、福山両議員を派遣〜政府、NGOと意見交換
オランダ・ハーグで25日まで開かれていた気候変動枠組み条約第6回締約国会議(COP6)に、民主党は党環境部会長の近藤昭一衆院議員と同副部会長の福山哲郎参院議員を派遣した。

 両議員は、日本政府関係者や会議に集まった各国のNGOなどと意見交換を行いながら、会議の行方を見守った。

 会議は日本・アメリカとヨーロッパの対立がとけないまま、決裂という結果に終わった。このことについて近藤議員は、「京都のCOP3で議長国としてリーダーシップを発揮した日本が、今回は国際社会に受け入れられない「森林吸収」にこだわって逆のリーダーシップを示してしまった」と残念がる。また福山議員は、「画期的とされたCOP3の後でさえ、実際の温暖化対策は進んでいない。ハーグ会議の失敗で温暖化防止の動きにブレーキがかかってはいけない。実効性に乏しい政策を羅列しただけの温暖化対策大綱は大幅に見直して、温室効果ガスの6%削減を確実にする法的整備を急ぐべきだ」と語っている。
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