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2009/02/05
九州ブロック地方自治体議員フォーラム 第6回総会と研修会行う
議会基本条例や政策立案活動を討議




 民主党・九州ブロック地方自治体議員フォーラムは4、5日の両日、鹿児島市で第6回総会と研修会を開催した。

 研修会には8県から50人が参加し、江藤博美・九州フォーラム協議会代表の主催者挨拶のあと、地元の青木寛鹿児島県連幹事長と川野和幸連合鹿児島会長が歓迎の挨拶を行った。

 初日の研修会では、小野寺浩鹿児島大学学長補佐による「屋久島の経験、奄美の今後〜環境政策と自治体の役割〜」という講演を受け、世界遺産登録を実現した屋久島をはじめとする自然環境を生かした鹿児島の環境観光政策について学んだ。

 加賀谷健組織委員長代理による国会報告と地方議員フォーラムの活動提案を受けたあと、質疑応答が行われ、定額給付金の国会と自治体議会の対応、マニフェストと政権獲得後の施策の具体的イメージ、自治体議員や県連活動への本部支援について意見や要望が出された。また、各県から、江藤・福岡市議から政務調査費公開の取り組み、江島勉・北九州市議から1日に行われた北九州市議選、千綿正明・佐賀市議から佐賀市議会基本条例の立案経過、二幸礼正博・鹿児島県議から鹿児島県議会の政策立案推進検討委の政策提案活動等、それぞれ報告された。

 伊藤祐一郎鹿児島県知事と森博幸鹿児島市長の参加をえた懇親会では、「維新スタートの地・鹿児島で総選挙勝利を誓い、取り組みを進めよう」と決意を固めた。

 2日目の研修会は、環境の街づくりとして整備された「かごしま環境未来館」や緑化された路面電車軌道、維新の歴史を展示した「維新ふるさと館」「篤姫館」など鹿児島県の観光行政視察を行った。
 

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