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2009/02/05
9日月曜日に参院本会議で第2次補正予算関連法案の審議入り 輿石会長が会見で




 輿石東参院議員会長は、5日午後の定例記者会見で、第2次補正予算関連法案と、民主党をはじめとする野党3党が提出した定額給付金のために特別会計を使わないとする対案を9日月曜日の午後、参院本会議で審議入りさせると述べた。

 輿石会長はその理由を、民主党が意図的に参院での審議を遅らせていると事実と異なることを自民党の幹部が喧伝し、国民に誤解を与えているため、参院での多数を生かして、本会議を立て審議入りし、「定額給付金を事実上廃止する」ことと、「定額給付金を支給する」ことのどちらが正しいか、国民に判断してもらうためであると説明した。

 そもそも、委員会が開会できないのは、衆院で予算委員会が開かれており、主務大臣である財務大臣の日程が取れず、審議できる状況にないためであり、本来であれば、与党が財政金融委員会を開けるよう日程を調整すべきであると輿石会長は改めて説明。にもかかわらず、民主党のせいで予算関連法案が成立せず、景気の回復ができないとの自民党幹部の発言は事実と異なることを明らかにした。

 委員会の定例日は10日と12日であり、その日に財政金融委員会が開かれる見通しであると明言した。
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