2009/02/22
政権交代可能な2大政党制の実現を 鳩山幹事長、福岡5区・くすだ議員と筑紫野市で
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鳩山由紀夫幹事長は22日、福岡県筑紫野市内の会場で開かれた、福岡県第5区のくすだ大蔵衆議院議員主催の新春の集いで挨拶し、21年度予算が通過し、4月か5月には総選挙が行われるとの見通しを示し、会場に詰め掛けた約1100人の支持者に向け、必ず勝利し、政権交代を勝ち取ろうと訴えた。
鳩山幹事長は、自分たちに都合が悪くなると党首を変える、このような疑似政権交代を繰り返し、政策は官僚に丸投げ、外交・安全保障は米国に丸投げし、自らはポスト争いに汲々としている自民党政治を厳しく批判した。そのうえで、「この自民党の体たらくを許してしまったのは、弱い野党にも責任がある」と述べ、それを許さないためにも政権交代が可能な2大政党制を作り上げると表明した。
さらに鳩山幹事長は、「総理大臣になることが目的で、(政治を)どうするかは二の次の自民党政権に代わり、政権交代を果たさなければならない」とし、政権交代のために、是非皆さんのよりいっそうの支援・支持を頂きたいと訴えた。
また、与謝野大臣の「緊急経済対策は、与野党もなく社会のコンセンサスを得て作り上げていきたい」というテレビ番組内での発言について、「社会のコンセンサスというものを分かっているのか?社会のコンセンサスは、一刻も早く麻生総理には辞めてもらい、総選挙をやってもらいたいということだ」と強い口調で述べ、時間稼ぎをする前に国民に信を問えと切って捨てた。
続いて鳩山幹事長は、「長幼の序というものをよくわきまえている。年寄りを敬うという気持ちがなければ、本当の意味で国民の皆さんに対し心ある政治はできない」と話した。そうした点をわきまえているとして、くすだ議員を紹介した。
「素晴らしい資質を持っている。将来日本の政界のど真ん中でいい仕事を行う時が来る」と人物紹介を受けたくすだ議員が挨拶に立ち、雨の中集まった方たちに謝辞を述べ、自らの政策を語るとともに、来るべき総選挙において民主党への更なる支持を求めた。
この日の集会には、古賀一成衆議院議員、岩本司、大久保勉、大島九州男各参議院議員も駆けつけた。
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