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2009/02/23
日中友好関係のより一層の発展を確認 王家瑞中国共産党中連部長との懇談で小沢代表




 小沢一郎代表は23日午後、党本部にて王家瑞中国共産党中央対外連絡部長の表敬訪問を受け会談。両氏は固く握手、友人として緊密な意見交換を行い、両党の友好関係の礎となっている日中(民主党・中国共産党)「交流協議機構」(交流協議機構)について一層の強化、発展を確認した。

 小沢代表は、中国、米国ともに大事な国であるとの認識を明示したうえで、中国とは隣国としての長い友好の歴史があり文化的にも交流が深く、個人的にも長城計画や学生の招聘など、友好関係発展の促進に取り組んできたと語った。
 
 王家瑞中連部長は、小沢代表がこれらの取り組み等を通じて中国の古き友人として受け止められていると評価した。さらに、両党のみならず地方自治体同士、青年同士の交流を強化していきたいと提言した。また、中国は日本にとっても最大の貿易相手国となっていることを指摘し、良好な互恵関係により経済関係を強化していくべきであると述べた。王部長は、両国で協力し、世界的金融・経済危機に対して両国で協力して対処していくことの必要性を語った。

 また、日本の関係各方面から、まもなく民主党政権になるだろうとの声を聞いたと紹介。「政権を担当するようになったら、日本経済の復活と日中関係の一層の発展を促進してほしい」と話した。

 小沢代表は選挙情勢の現状を説明したうえで、「(選挙で)良い結果が得られたら、日本の経済の建て直しと日中友好関係の増進を今まで以上にやるし、またやれると思う」と表明。

 王家瑞中連部長は、今後の民主党への期待を再度述べて、一時間余りにわたる懇談を終えた。

 なお、会談には山岡賢次国会対策委員長(「交流協議機構」事務総長)も同席した。
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