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2009/02/24
ベトナムの計画投資大臣を迎え、両国の良好な関係の発展に向け意見交換




 鳩山由紀夫幹事長は24日夕、ヴォー・ホン・フック・ベトナム計画投資大臣一行を党本部に迎え、両国の良好な関係の維持と発展に向けて意見交換した。

 民主党からは、それぞれ国際局副局長をつとめる藤田幸久参議院議員、近藤昭一衆議院議員、内藤正光参議院議員(選挙対策副委員長)、企業団体対策委員長の前田武志参議院議員、『次の内閣』ネクスト農林水産副大臣の高橋千秋参議院議員、広報委員長代理の白眞勲参議院議員、大久保潔重、藤原良信両参議院議員が同席した。

 冒頭、計画投資大臣は「ベトナムと日本の友好関係を重要視している。良好な関係の維持と建設にあたって民主党も重要な役割を果たしていると思う」との見方を表明し、民主党のベトナムへの支援への謝意が示された。同時に、再開されたベトナムへのODAについてもふれ、「戦略的パートナーシップを構築している最中だ」としたうえで、この関係をさらに前進させていきたいと語った。

 鳩山幹事長は歓迎の意を示したうえで、「日本(政府)も、民主党も貴国との間のより良好な関係を築くためにできるだけ努力したい。その意味においてもODAはそれなりに役割を果たしていくと確信している」と述べた。

 また、ベトナムでは南北をつなぐ高速鉄道や高速道路、サイエンスパークなど、大きなプロジェクトを抱えているとの情報を得ていると鳩山幹事長は述べたうえで、その成功を祈念したいとした。

 さらに、「麻生総理がいつにするかを決めていないのでわからないが、次の総選挙の暁には私ども民主党は政権交代を確実に果たしたいと国民のみなさんとともに感じている政党でもある」と党を改めて紹介し、民主党が政権をとった暁においても日本とベトナムの関係はますます良好になっていくと理解してほしいと求めた。

 こうした冒頭での挨拶のあと、ベトナムの日本大使館で難民支援・人道支援を担当してきたと述べた前田議員の自己紹介を皮切りにそれぞれの議員はベトナムとの縁を語ったうえでそれぞれ問題提起し、両国の良好な関係の発展に向けて意見を交わした。
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