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2009/02/27
神奈川1区になかばやし美恵子氏の擁立決定 小沢代表が会見で発表




 小沢一郎代表は27日午後、横浜市内で記者会見し、次期衆議院総選挙で神奈川県第1区になかばやし美恵子氏(跡見学園女子大学マネジメント学部准教授、元米国議会上院予算委員会補佐官)を擁立すると発表した。

 小沢代表は、神奈川1区について、総選挙が先送りになったこともあり、後進に道を譲りたいとして岩國哲人衆議院議員が候補者を辞退されたことを受けて、県を象徴する1区で何としても立派な候補者を発掘したいという思いの中で選考を重ねてきたと報告。このたび、なかばやし氏の候補者擁立について総意を得て決定したと語った。

 また、総選挙まで時間がないことを指摘し、今日から本人が先頭に立って皆で頑張り、市民、県民の皆さんの支援を得て、政権交代実現の先導役になってほしいと述べた。

 なかばやし氏については、米国の連邦公務員として採用され、財政・政治の中枢で働いてきた経歴に期待する考えを示した。国民の皆さんのための政策を思い切って実行するために、政治主導で、政策の優先順位に基づいて予算を張り付けるという形に予算編成の仕組みそのものを変えるという民主党の主張に言及して、「今後、我々の目指す政治を担う一員の衆院議員として、大変適任であると衆目一致した」と述べた。

 人柄についても「高度な学歴とキャリアを持っておりながら非常に気さくで明るい、そして積極的な行動力を持った方。お会いして本当に神奈川1区の候補者として最適だと思った」と期待を寄せた。

 なかばやし(中林)氏は「人生で一番大きな決断をした。日本が岐路に立っている今だからこそ、大変微力だが、神奈川1区と日本のために力を尽くしたいと心に決めた」と表明。「政権交代を通して国の家計を立て直すことに力を注ぎ、神奈川1区の皆さんの声を、形にしていくために働きたい」と決意を語った。
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