2009/03/02
鳩山幹事長、前原副代表 米印一行の表敬訪問を受ける
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鳩山由紀夫幹事長と前原誠司副代表は2日、党本部でCSIS(戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーン日本部長とインド工業連盟のタルン・ダス首席顧問らの訪問を受け、日米印三カ国の協力関係の強化とこれからの課題について意見交換した。岩國哲人国際局長が同席した。
グリーン日本部長は、国際社会においての重要課題であるエネルギー問題、気候変動等について米日印の対話と協力が今後一層重要になってくるとの認識から、数年前より日米印三者会談をそれぞれの国の代表者に共同議長についてもらい、(基本的に)持ち回りで行っていると説明した。
ダス主席顧問は、世界の経済が厳しい状況である中でも、インドと日本の貿易額が増加したことに触れ、弱体化した金融・経済制度の強化が重要であると指摘した。
鳩山幹事長は、昨年11月にムンバイで起きたテロによる甚大な被害について、お見舞の言葉を重ねて述べるとともに、政権交代後、民主党は日米印のトライアングルの政治、経済分野の協力関係に取り組んでいくので、「今後、期待してほしい」と、抱負を語った。
前原副代表は、環境テクノロジー分野での日本の技術力について触れ、日印、日中の関係においても、日本が地域、国際社会に貢献できる役割は少なくないとして、アジア地域の更なる発展を日米印の三者、そして中国と協議していく重要性を述べた。会談は、なごやかかつ意欲的な雰囲気の中、参加者間の固い握手で終わった。
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