ニュース
ニュース
2009/03/01
政権交代へさらに前進 山口県議柳井市区補選・柳井市長選ともに民主勝利



見事初当選を果たした河北洋子さん



全国二番目に若い市長となる井原健太郎さん
 柳井市長選と同時選になった同市区の山口県議補欠選挙(被選挙数1)は、3月1日投開票され、民主党公認の河北洋子さん(前柳井市議・民主党山口県連幹事)が、自民党公認の相手候補を破り、見事初当選を果たした。投票率は73、69%。

 この選挙は自民党の元県議の市長選立候補による県議辞職に伴うもの。2月20日の告示を目前に控え、7日に河北さんが出馬表明。2週間余りの準備期間であったが、昨年の平岡秀夫衆議院議員の山口県第2区補欠選挙での経験を生かし、支援者の皆さん、山口2区総支部、山口県連の参加を得て準備し、選挙戦を展開した。

 753票の僅差で制した河北さんは、「みなさんの励ましのおかげ。地方から新しい風を吹かしたい」と喜びを語った。選挙中は、「格差なく、公正で助け合っていける社会や持続可能な循環型社会を目指したい。有力者が進める政治でなく、普通の人の目線の政治が必要だ」と訴え、支持を拡大した。

 また、同日実施された市長選では、平岡議員の元秘書の井原健太郎さんが、元自民党県連幹事長で元県議の相手候補を破り初当選。井原さんは「市民の皆さんには可能性に期待していただいた。マニフェストを実現させること、市民の声を行政に生かし透明な市を実現させること、市民参加型の政治をつくりたい」と語った。

 地元での応援に力を注いできた平岡議員は、「公認の河北さんと勝手連的に応援した井原さんの当選は、保守地盤の強い柳井でともに勝てたことは歴史的なことだ。『国民の生活が第一。』の政治の実現のため柳井市、山口県から政治の流れを変える流れができた」と語り、政権交代への足固めが一段と進んだとした。

 それぞれの開票結果は以下の通り。

山口県議会議員柳井市区補欠選挙
河北洋子 民新 11110
松野利夫 自新 10357

柳井市長選挙
井原健太郎 12491
長谷川忠男  9281
記事を印刷する