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2009/03/08
増子・太田議員の「新春の集い」に出席 鳩山幹事長、郡山市で
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鳩山由紀夫幹事長は8日夕、福島県郡山市で、増子輝彦参議院議員・太田かずみ衆議院議員(福島2区総支部長)が開催した「新春の集い」に出席。石原洋三郎・福島1区総支部長らとともに、民主党への支援を呼びかけた。
鳩山幹事長は「政治が怠慢で身動きが取れないと、国民の皆さんに多大なご迷惑をおかけしてしまう」として、国会で日本経済立て直しのため働く両議員の姿を紹介した。
小沢一郎代表秘書の政治資金規正法違反事件に関して、漆間官房副長官が自民党には捜査が及ばないという発言をしたことについて、「元警察庁長官であるだけに何らか情報のやり取りがあったのではないか、と思わざるを得ない」として、参議院予算委員会で質すべきという見解を示した。この問題を契機に「政治とカネの問題に対しては民主党が一番クリーンな政党だと言えるようにしたい」と表明、制度面の改良や指導を行う考えも述べた。
また「定見がないまま、定額給付金という制度を、自分たちの政権維持のために認めさせた」と麻生首相の強引な政権運営の手法を批判、「このような政治、政権を一日も早く倒していかなくてはならない」として、難しい状況にあってもその覚悟で主張を続ける考えを示し、党への支持を訴えた。
太田議員は「官僚主導の政治から、国民主導の政治へ変える」と表明、「頑張れば何とかなるのだという希望を持てる社会をつくらなければならない」と語った。郡山を発展させてきた開拓者の精神で、住み続けたいと思うまちづくりへの改革を訴え、地方分権の実現へ民主党が大鉈をふるうとした。
増子議員は、日曜日の夕刻に大勢集っていただいたとして御礼を述べたうえ、昨日、鳩山一郎没後50年祭へ出席したことに言及。相互理解、相互扶助、相互尊重の3つからなる友愛の精神が政治の原点だと再認識し、「『皆さんがあって自分がある』という思いを持って、政治家として活動しようと思った」と所感を語った。
また、政治資金規正法違反事件について陳謝し、解散・総選挙に党が一丸となってたたかわなければならない時であり、小沢代表が説明責任を果たすと同時に現時点で皆が全力で支えるべきだと主張。「もし本当に問題があるならば、私ども全員で責任を取るぐらいの覚悟でなければ、この難局は乗り切れない」として、信頼と今まで通りの支援指導をと求めた。
国民の皆さんの生活が厳しい状況になった大きな原因として、小泉元首相の新自由主義にもとづく政策と、一党支配という政治体系を挙げたうえ、政権交代で透明性を高め、情報を公開することができると主張。皆さんの生活に密着した税金の使い方、政治家による国民の皆さんの思いを吸い上げた法律作りへ理解を求めた。
石原総支部長は「混迷を深めている政治経済においては、格差社会を是正し、政権交代をすることこそが、よりよい日本をつくっていくものと考える」と表明。政権交代に向けた党の活動への意欲を述べた。
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