2009/03/06
横路孝弘衆議院副議長と若者の雇用問題などを懇談
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オフィシャルインターン研修会に参加する学生30名は6日、衆議院副議長公邸を訪問し横路孝弘副議長との懇談会に参加した。
衆議院副議長公邸は旧乃木邸の隣にあり、木戸孝允公爵の屋敷跡庭を見渡せる中央談話室で懇談会が開催された。横路孝弘副議長は、「小泉政権の5年間で、地方への資金の流れがカットされ雇用ビックバンで賃金も大幅に切り下げられた。社会や生活、家族や家庭が大きく変わり、競争と効率優先のひずみが生じている」と現状を分析し、「長時間労働やパート労働の格差をなくし、フリーター・ニートの職業訓練・職業紹介を進めないと、購買力は回復せず内需は拡大しない。介護報酬の10%引き上げや求職者支援法、最低賃金の1000円の引き上げが今すぐ必要だ」と具体的な政策に踏み込んだ問題提起が行われた。
学生からは「若者の雇用を守るためにどうすればよいか」「EUのような差別規制が本当にできるのか」「副議長が求める幸福な暮らしとはどんなイメージか」「賃金を上げて海外に企業が移転しないか」など政策目標や実現方法に関する具体的な質問が出され、副議長から丁寧な説明がなされた。
あいにくの雨で公邸庭に出ることができず、室内で記念撮影を行い懇談会を終了した。懇談の模様は横路孝弘副議長のブログにも掲載いただいている。
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