2009/03/19
本予算案の採決を行い、民主党は反対を明確にする 輿石会長が会見で
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輿石東参院議員会長は、19日午後の定例記者会見で、09年度本予算案についての参議院民主党の対応を語った。
はじめに輿石会長は、一部新聞の「ねじれ国会、一転無風国会」という見出しについて疑念を呈し、「昨年の今頃の暫定税率廃止などをめぐる状況に比べれば、今年は静かだという意味かも知れないが、そんなことはない。今日の予算委員会集中審議を見ても、『政治と宗教』の問題もこの国会の宿題だから、その第1弾ということでやらせてもらった」として、決して無風ではないとの認識を示した。
また、09年度本予算案と関連法案の採決について、「自然成立というわけにはいかない。民主党会派は反対という意思表示を明確にするためにも、(自然成立前の)27日までにやる。関連法案も特別のことがない限り、年度内にやる」と表明。本予算案については、両院協議会を視野に入れていることを明らかにした。
輿石会長は、「両院協議会は戦術として引き延ばすのではなく、衆議院と参議院の意見が違うからどうするかという議論の場であるから、やってみなければ分からない。最初から時間や日数などは考えていない」と明言した。
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