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2009/03/21
鳩山幹事長、打越・鹿児島2区総支部長と政権交代で国民の声が届く政治の実現を誓う




 鳩山由紀夫幹事長は21日午後、鹿児島市で打越あかし・鹿児島県第2区総支部長が主催する時局講演会に出席し、参加した約300名の支持者に対して政権交代で国民の声が届く政治を実現するために民主党と打越総支部長への支援を求めた。

 はじめに鳩山幹事長は集まった方々に対して、「打越総支部長を通じて世直しをしよう。もっと国民の声が聞こえ、クリーンな政治をしようとの思いで集まって頂き感謝申し上げる」と御礼を申し上げた。

 次に鳩山幹事長は現在の政治状況について触れ、「これからの日本は対立の時代ではなく、国民の暮らしをどちらが良く考えているかをイデオロギーを超えて競い合う時代を作っていかなければならない」と本質を述べた。一方で、「しかしながら現在は自民党一党支配の政治によって官僚に政策を丸投げし、お金を求め、ポストを求めることが目的となった政治が国民の声に耳を傾けない政治に成り下がっている」と指摘した。

 さらに鳩山幹事長は、「麻生政権は政権を維持するための政策に明け暮れ、我々が一昨年から必要と訴えていた景気対策にも聞く耳を持たず、対応が遅れてしまった」と厳しく批判。米国発の経済危機をしっかりと認識することを怠った結果、国民の暮らしが一層厳しいものになってしまったと断じた。

 その最たる例として定額給付金制度を挙げ、「選挙対策のために国民全員に支給する行為が本当の経済対策だとするならば非常に嘆かわしい」と非難。「本当ならば地域の自主財源として、鹿児島に必要なことは鹿児島で決めるようにすることが真の地域主権の姿である」と説き、その実現のためには一刻も早く解散・総選挙で国民の信を問い、政権交代を実現することが必要と訴えた。

 そして鳩山幹事長は、「打越総支部長への厚い支援で鹿児島から政権交代を実現し、国民の声の届く政治を取り戻そう」と理解を求めて挨拶を終えた。

 続いて打越総支部長が挨拶に立ち、三連休の中日にも拘らず集まって頂いた方々に感謝の意を表した。

 打越総支部長は、「この数年間で地方社会がボロボロになってきている。肥料や農薬などの物価高騰に反して農作物の値段は全く上がっていない。病院患者が増えているのに医師不足でどうにもならない。日本はどうしてこのようになってしまったのか」と切実な現状に問題を投げかけた。

 そして、「本当にこの国を良くするためには地方で苦労している方々の現状をよく知らなければならない。そのためにこの4年間しっかりと皆さんの声を聞いてきた中で、信念を持ってこの国を動かす政治がなされていないことが原因だとわかった」と訴え、その実現に力をつくしていくと表明した。

 最後に打越総支部長は、「本当のこの国の政治を自分たちの力で変えるために、解散・総選挙まで皆さんの声を聞き、皆さんの気持ちを預かって頑張っていきたい」と決意を述べ、挨拶を締め括った。
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