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2002/04/18
北朝鮮拉致疑惑問題で、被害家族と鳩山代表らが面談


 18日、北朝鮮に拉致されたとされる横田めぐみさん(当時13歳)と有本恵子さん(同23歳)の両親が民主党本部を訪れ、鳩山由紀夫代表、伊藤英成外交・安全保障NC大臣、大畠章宏衆議院議員、木俣佳丈参議院議員らと面談した。

 この日、横田さんと有本さんの両親は参議院外交防衛委員会に参考人として出席することになっており、それに先立って民主党本部を訪れ、拉致問題への対応を求めたもの。

 伊藤NC大臣は「鳩山代表の指示のもと、取り組んできている」として、北朝鮮拉致疑惑問題プロジェクトチームの活動を報告。大畠議員は「有本さんに関する証言が出てきたように、この問題ははっきりものを言う段階にきている。解決の糸口としては新たな観点からの取り組みが必要」との見方を示し、朝鮮総連へ働きかけていきたいとした。

 有本さんの母、嘉代子さんは、「顔が見たい。私が元気なうちに元気で帰ってきて欲しい」と訴えた。横田さんの母、早紀江さんは「将来を楽しみにしていた。それがこんなことになり、私たちの思いは踏みにじられた。そして虫けらのように放置されたようで、どういう人生なのかと悲しく、憤りに思う」と語り、人の親として、同じ思いで問題解決にむけて取り組んでほしい、と語った。

 鳩山代表はこの問題の重さを改めて深刻に受け止めたとし、これまでの取り組みの反省を踏まえて、解決に向け野党として努力するとした。
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