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2009/04/01
消費者庁、海賊対処、国民年金法改正案を重要法案とすることで合意 簗瀬参院国対委員長




 簗瀬進参院国会対策委員長は、1日午後の定例記者会見で、鈴木自民党国対委員長との会談で、消費者庁設置関連法案、海賊対処法案、国民年金法改正案等を重要法案とすることで合意したことを明らかにした。

 また、解散・総選挙の時期に関しての質問に、「いつでもオーケー」と答えた。そのうえで、今日の危機的状況を打開するには選挙を行い、政権交代するしかないとの見解を改めて示した。

 補正予算の審議に臨む対応に関する質問には、「中身を見て判断する。無意味なバラマキ、ムダ遣いが重複してくる可能性があるので、その点は厳しく追及していく」と答えた。また、いたずらに審議を引き伸ばすことはしないとの見解も示した。

 総選挙の争点に関する質問に、「わが国の実情に合わない市場原理主義的な色彩の強い法案が数多くつくられた。そのことへのチェックが選挙の争点。格差拡大、競争主義をそのままにしていいのかがテーマになる」との見解を示した。

 国会論戦が低調ではないかとの質問に、「与党が学習した結果、対決法案、対立法案を出してきていない」として、基本的なスタンスは1年前から変わっていないと答えた。
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