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2009/04/07
総選挙で国民の信を問い、支持された方が次の経済対策を行うべき 平田参院幹事長




 平田健二参院幹事長は7日午後、国会内で定例の記者会見を行い、北朝鮮のミサイル発射問題に抗議する決議案の採択、政府・与党に先駆けて作成された民主党の経済対策の発表時期や解散・総選挙のあり方などについて記者団に語った。

 はじめに平田参院幹事長は、同日党本部で行われた役員会ならびに常任幹事会で北朝鮮のミサイル発射について議論されたことを報告すると同時に、民主党として国会で抗議の決議をするべきとの判断から、衆参で発議される国会決議の案文を協議していることを明らかにした。

 続いて、政府・与党が09年度補正予算案を4月下旬提出、5月中旬採決の運びで追加の経済対策案を取りまとめていることに対して平田参院幹事長は、「我々も民主党としての経済対策をまとめ、明日開催される『次の内閣』で案がまとまると思う」との見通しを示した。

 またそのなかで平田参院幹事長は、「一部報道では会期の大幅延長などと言っているが、民主党、政府両案が出揃ったところで、解散・総選挙をやって国民の信を問うて、支持された方が次の経済対策を行うことが正しい道ではないか」と述べ、麻生内閣が会期延長してまで追加経済対策を行う必要はないと本質を説いた。

 さらに平田参院幹事長は、09年度補正予算案について、「大型の補正をやるのならば、十分に本年度予算の中でできたはず。本予算が終わった後に、すぐ補正で追加案というのは本予算そのものが欠陥だったという証」と切り捨てた。そして平田参院幹事長は、「補正審議をいたずらに引き延ばしたりすることはしないが、追加経済対策をもって、麻生内閣は国民に信を問うべき」と指摘し、解散・総選挙で国民の審判を仰ぐべきの考えを改めて示した。

 最後に小沢代表が就任3年目を迎え、これまでの功績について質問を受けた平田参院幹事長は、「参院選での勝利という功績が一番大きい。その結果、党内がより今回の問題でより結束したのではないか」と評価した。
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