2009/04/14
09年度補正審議には国民の生活を第一に考えてしっかり議論する 平田参院幹事長
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平田健二参院幹事長は14日午後、国会内で定例の記者会見を行い、政府・与党が提出する09年度補正予算案への対応ならびに党首討論の開催などについて記者団に語った。
はじめに平田参院幹事長は、政府・与党が27日にも追加経済対策として09年度補正予算案を提出することへの対応について、「基本的には『国民の生活が第一』なので、むやみに審議の引き延ばしはしないが、審議の過程で必要な場合はしっかり審議することで長くなると思う」との考えを述べた。
また平田参院幹事長は、消費者庁設置法案ならびに基礎年金国庫負担率引き上げ法案への対応についても言及し、いつから参議院で審議を開始するか昨日の役員会で協議をしたことを報告。両案の審議日程に関する方針を、来週の役員会、常任幹事会でまとめていく見通しを語った。
次に参院清水谷議員宿舎の建設を巡り、反対派住民の個人情報を参院事務局が漏えいしたことに対し、国に70万円の損害賠償を命じる判決が下され、同宿舎移転・建て替え計画が白紙撤回したことについては、「いずれにしても地方から国会に出てきて活動をするには宿泊施設が必要であるため、宿舎の建設が必要なのか、借り上げたマンションなどで良いのか、今後議論をしていく」とした。
最後に党首討論開催の与党側からの申し出に対する党の対応を問われた平田参院幹事長は、「個人的にはやった方が良いと思う。現在国対で調整しているところ」との考えを述べるとともに、民主党、政府・与党の両方が経済対策を打ち出したタイミングでの党首討論で議論を交わすことは望ましいとの考えを示した。
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