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2009/04/15
参院に提出した議員立法の議決急ぐ 簗瀬参院国対委員長が会見で




 簗瀬進参院国会対策委員長は、15日午後の定例記者会見で、民主党などが提出した議員立法の審議を早ければ連休前にも開始して参院で議決し、衆院に送付する法案を絞りこんで、与党側と協議する方針を明らかにした。

 すでに、参院に提出した法案のうち、(1)取調べ可視化法案(2)租税透明化法案(3)年金記録回復法案(4)高校無償化法案の4法案を優先して、審議入りさせることを政策調査会長、政審会長、議院運営委員と協議して一致した。

 また、この4法案を他の野党の協力も得て、全力を挙げて参院で議決する決意を表明。衆院に送付し、与党に対して態度を鮮明にするよう迫っていくとした。

 さらに、本日の本会議での谷岡郁子議員の質問に触れ、論理的で素晴らしかったとしたうえで、与党の野次に関して「案件と関係がない野次で、審議妨害でしかない。自公もずいぶん変わったな」と皮肉った。
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