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2009/04/21
補正予算を組んでばかりの麻生内閣では本当に求められる経済対策は無理 平田参院幹事長




 平田健二参院幹事長は21日午後、国会内で定例の記者会見を行い、政府・与党が提出する09年度補正予算案への対応ならびに党首討論の開催などについて記者団に語った。

 はじめに平田参院幹事長は、09年度補正予算案の骨格が明らかにされたことについて、「昨年来、厳しい経済状況が続いているのであるから、本来もっとしっかりした本予算を組むべきであったのに、そのことに対する反省が全くない。先の見えない麻生内閣では、さらに補正(予算)をやるのではないかと心配している」として、しっかり国民生活を見据えた経済対策を行ってほしいと苦言を呈した。そのうえで、「早く解散・総選挙を行って政権交代することが、国民生活を安定させる唯一の道だと確信した」と述べた。

 また、党首討論の対応について問われ、首相がその週の本会議などに出席するときは党首討論は開かれないなどとする運営条件があることを挙げ、今週は明日22日の参議院本会議に出席することから条件が合わないと説明。そうした条件をふまえ、条件が整えば当然開かれるとの見通しを述べ、「現下の経済状況と対策を巡って党首討論するのが国民にとってわかりやすいだろう」として、実現すべきとの認識を示した。
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