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2009/04/24
【参院本会議】えん罪防止へ 取調べ可視化法案可決
 警察などでの取調べの録音や録画を義務化する「刑事訴訟法の一部を改正する法律案(取調べの録画・録音による可視化法案)=民主党提出」(下記関連記事参照)が24日午前の参院本会議で賛成多数(賛成133、反対102)で可決された。

 法案は、刑法の推定無罪の原則を踏まえ、警察等での取調べが密室で行われるため、自白の強要などによる冤罪を生む温床となっているとの観点から、(1)ビデオ等の録画・録音による取調べの可視化、(2)録画等のない自白の証拠能力の否認、(3)検察官手持ち証拠リストの開示――を主な内容としている。
関連URL
  「取調べの録画・録音による可視化法案」を参議院へ提出
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=15635
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