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2009/04/26
河村たかしさん、圧倒的な大差で初当選。名古屋から庶民革命を起こす




 任期満了に伴う名古屋市長選挙の投票が26日行われ、即日開票の結果、新人で民主党が推薦した前衆議院議員の河村たかしさんが514514票も獲得し、自民・公明が支持した候補者らを圧倒的な大差で破り、見事初当選を果たした。

 有権者の皆さんとのふれあいを重視した河村さんは自転車街宣を中心に選挙戦を展開し、自転車で走破した距離は延べ315、57キロにのぼった。

 約500人のスタッフや支持者らが事務所の内外に集まり、21時15分過ぎに、NHKで当選確実のニュースが流れると、事務所は喜びの渦に包まれた。それからまもなく、待機していた河村たかしさんが「おめでとう」の掛け声や、握手でもみくちゃにされながら現れ、後援会長の音頭で大歓声とともに万歳三唱が行われた。

 次に、伴野豊民主党愛知県連代表が挨拶し、「今日、河村たかしさんは日本一の市長になる資格を得た。本物の日本一の市長になるために、皆さん一緒に河村さんをすばらしい市長にしよう」とこれからの河村市政へ更なる協力を求めた。

 続いてすぐに報道陣による共同のインタビューに移り、有権者の声をどのように受け止めたのかとの質問に、「どえりゃーうれしい」としたうえで、「『河村さん、期待しとるでよ』という声がどえりゃー多かった」と述べ、閉塞したこの状態を変えてほしいという期待として受け止めたと答えた。

 またこれからどんな政策を真っ先に行うかとの問いに、「庶民革命。市民税10%減税を行う。皆さんのところにお金を戻し、生活の糧にしてもらう。そしてこの生きたお金で福祉とか医療をみんなで充実させていく」と答え、日本ではどこもやっていないが、世界ではこれは当たり前のことだとも話し、この名古屋から庶民革命が始まるとの決意を改めて強調した。
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