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2009/04/28
「補正予算案はバラマキにすぎない」徹底審議で追及方針示す 平田参院幹事長




 平田健二参院幹事長は28日午後、国会内の定例記者会見で、新型インフルエンザに対する民主党の対応と、09年度補正予算案への対応について語った。

 はじめに平田参院幹事長は、メキシコ等で発生している新型インフルエンザへの対応を検討するため、民主党内で26日より設けられていた「豚インフルエンザ対策室」を格上げし、本日、菅直人代表代行を本部長とする「新型インフルエンザ対策本部」を設置したことを報告。国民の安心安全に万全を期していきたいとして、政府の対策に協力する意向を示した。

 また、昨日27日に衆議院で審議入りした政府提出の09年度補正予算案について、3万6千円を1回限り支給する子育て支援をはじめ、全てがバラマキにすぎないとして「反対する」と明言し、徹底した審議を行うとの考えを述べた。

 補正予算案や海賊対処法案の成立を期す与党側が、今国会の会期延長も辞さないとしている点については、会期を延長するかは衆議院で決めることと前置きした上で、基本的には反対との立場を明確にした。
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