2009/05/09
鳩山幹事長、岩手２区・畑総支部長の集会で講演
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鳩山由紀夫幹事長は９日午後、岩手県八幡平市内で、畑こうじ・岩手県第２区総支部長の集会で約８００名の聴衆を前に講演した。
集会では、岩手県連代表の工藤堅太郎参議院議員をはじめ、主濱了・同県連副代表（参院議員）、藤原良信・同県連副代表（参院議員）らが挨拶に立った。
続いて登壇した畑総支部長は「今の政治、生活がダメだという声は変わらない。『国民の生活が第一。』の政治を忘れてしまっては困るという声が多数だ」として、この３年半で１０万人以上の方と会うなかで、年金、後期高齢者医療制度、地域医療、雇用など、様々なお話を伺ったことにも言及。
「本当に困っている方々にお金が回るような政治、しかも一回こっきりではなくて、持続的にお金が回るような政治を行いたい」と力強く決意表明し、「百年に一回の未曾有の危機であれば、なすべきことは百年に一回のこと。選挙による政権交代と政策転換だ」と述べた。
鳩山幹事長は、畑総支部長の「ふるさとに住む皆さんのために働きたい」という思いを紹介したうえ、真の意味の二大政党制を実現させ、国民の皆さんの意志を政治に反映させたいと表明。
官僚主導の政治が、弱肉強食の格差社会を生んでいるという見解を示し、官僚の視点からではなく生活者の視点に立って政策を作る政治を、政権交代の先に打ち立てたいと説明した。
また、戸別所得補償制度、子ども手当、年金改革などの民主党の政策を紹介し、「国民の皆さま方の命を、財産を守るためには、官僚主導の政治ではなく、皆様方が主役になる政治に取り替えていかなければ、この国の未来は見えない」と指摘して、政権交代への理解を求めた。
西松建設の献金問題については、皆さんにご心配をおかけしたと陳謝したうえ、政治不信が起きない土壌を作るために大きな手術が必要であると指摘。
企業団体献金の禁止や世襲の制限などについて、党が議論していることを説明し、「たくましい政治土壌を作るために厳しいことをあえて承知で行っていこうとする、これが民主党の姿だ」として、民主党への支持を求めた。
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