ニュース
ニュース
2009/05/12
「挙党一致で戦えば必ず勝てる」 小沢代表が常幹で辞任の真意を説明




 小沢一郎代表は12日午前、党本部で開いた常任幹事会で代表辞任を正式に表明、満場一致で辞任が承認された。
 
 常幹で小沢代表は、「この3年間、皆さんのご協力、ご支援をいただき、本当に感謝している。一昨年の参議院選挙はじめ、民主党はいろいろな面で躍進できたが、皆さんのお支えがあったからこそ、私も微力をいたすことができた」と結束の成果であることを強調。
 
 そのうえで代表は今回の辞任について、「すでに最終決戦である衆議院総選挙が目前になっている。この総選挙は、民主党が挙党一致、全員一致で当たれば、必ず国民の理解が得られ、必ず政権交代を実現できる。いま私が身を引くことで、挙党一致が強固になるとするならば、喜んで身を引く」と心情を説明。

 さらに、来たる総選挙について「民主党は二つの使命を果たさなければならない。官僚支配を打破して、国民のサイドに立った政治を実現すること。そして、政権交代によって日本に真の議会制民主主義を確立することだ」と指摘したうえ、「そのために、何としても挙党一致、全員火の玉になって総選挙に当たらなければならない。私も挙党一致態勢の一員として、一生懸命に微力を尽くす」と決意を明らかにした。
記事を印刷する