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2009/05/14
新代表を中心にした挙党態勢実現に向けて改めて頑張りたい 菅代行、会見で




 菅直人代表代行は14日午後の定例会見で、新代表の選出について「挙党態勢で、政権獲得へ向けて全力が挙げられるように、どういう役回りであっても微力をつくす」と語った。

 2006年に小沢一郎代表が就任してからの約3年について、菅代表代行は「小沢代表を先頭に、民主党もかなり筋肉質の政党に育ってきた。特に一昨年の参議院選挙での与野党逆転を踏まえて、政権直前までこの党を育て上げてきた小沢代表の力は非常に大きかった」と指摘。代表の辞任については「色々な経緯はあったが、全般の党内外の状況を見たうえでの素晴らしい判断ではなかったかと思っている」という見解を示した。

 また、小沢代表が全国を走り回る中、自身は国会での質疑、新型インフルエンザや雇用問題や道路などの対策本部に関わってきたことにも言及。「政権交代に届くかどうかという一番難しい最後の時期を迎える」と指摘し、「新しい代表のもとで挙党態勢で政権獲得へ向けて全力が挙げられるようにどういう役回りであっても微力をつくす」と力強く語った。

 菅代表代行は、明後日の選挙で誰が選ばれても、新代表を中心にした挙党態勢実現に向けて改めて頑張りたいと表明。日本をどのような方向に持っていこうとしているかというメッセージを日本と世界に送り、挙党態勢で運営していくことを期待するとした。
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