2009/05/21
後半国会は全力で自公政権の矛盾を明らかにする 輿石参院議員会長が会見で
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輿石東参議院議員会長(代表代行)は21日午後、国会内で定例会見を行い、新体制での後半国会への参議院としての対応等について記者団に語った。
冒頭、鳩山代表を筆頭とする新体制について、「いろんな見方はあるだろうが、政権交代へ向けて迷うことなく一気に突っ走っていく」との決意を表明。「民主党で大丈夫かとの心配を払拭するためにも、来月3日までの後半国会では、全力で自公政権の矛盾や問題点を明らかにしていく」と述べた。
会期延長の可能性について問われた輿石会長は、「何のために会期があるのか。あらかじめ政府・与党が、どれだけの法案を消化するかを計算して決めてきたのではないか」として、政府の国会運営の不手際を指摘した。
また、昨日20日からの予算委員会の所感として、「全部は見ていないが、(政府は)ほとんど答弁になっていない。民主党の方がよほど根拠のある論戦をしていたと思う。北方領土問題に関して、総理自身も意味がわかっていないのか、不思議な答弁だった」と語った。
来週の開催が決まった党首討論に関しては、「自公政権とは違うところを鮮明に主張してもらいたい」と期待感を示し、「今の厚労省の方針で、一定期間で病院から追い出されるお年寄りの実態がある。絆や居場所を奪うことのない共生社会をつくることは民主党の理念でもある。堂々と論戦を挑んでもらいたい」と鳩山新代表にエールを送った。
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