2009/05/22
政権交代で『国民の生活が第一。』の政治を実現することを党首討論で宣言する 鳩山代表
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鳩山由紀夫代表は22日夕、来週開催される党首討論への抱負やさいたま市長選の展望などについて国会内で記者団に語った。
はじめに来週の開催が決まった党首討論に臨むにあたり、論点や意気込みを問われた鳩山代表は、「まずは品格と理念をしっかりと全面に出していきたい」と心構えを述べたうえで、「国民の生活が厳しい状況のなか、『国民の生活が第一。』の政治を誰がやるのかという、国民に関心のあるテーマを持って論戦に挑んでいきたい」と意気込みを語った。
次に、明日土曜日で代表就任1週間を迎えることへの感想を求められ、「あっという間の1週間だった。多くの国民の皆様方に今の日本の政治をこの布陣で変えてほしいという期待感を持った布陣になったのではないか」と所感を述べた。
続いて日本郵政の西川社長の続投問題について、「西川社長の今回の問題は、郵政民営化ということ自体が失敗だったという何よりの証左であった」との認識を語った。
代表就任後初の首長選挙となるさいたま市長選の投開票日を明後日に控え、その結果が党にどのように影響するかとの問いには、「初陣と言われているからぜひ勝利して勢いをつけたいということに尽きる。良い候補者だから最後まで良い戦いをして頂きたい」と期待を寄せた。また昨日、同選挙の応援演説でさいたま市を訪れた際の感想として、「集まった多くの方々から今の麻生政権やさいたま市政に対して持っている不満や憤りを政権交代に向けていこうとする勢いを強く感じた」と述べた。
野党党首会談の開催について、「できるだけ早く実現させたい。社民党、国民新党さんの協力があって政権を取った時にも政権運営ができる」との見解を述べ、社民、国民新両党との関係を強化していく考えを示した。
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