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2002/05/07
4野党、鈴木議員の再喚問を要求
 7日午前、民主党の熊谷弘国会対策委員長が会見し、鈴木宗男議員の公設秘書が偽計業務妨害容疑で逮捕されたことを受けて、まず野党4党で衆院予算委員会における鈴木議員の証人喚問を求め、それへの回答がなければ、新たな審議日程の協議に応じない方針を明らかにした。

 4野党の国対委員長会談に続いて会見した熊谷委員長は、野党が共同で提出している鈴木議員への辞職勧告決議案について「新たな事態が発生したのであって、即刻、本会議で採決するべきだ」としながらも、鈴木議員に関する多方面にわたる疑惑について「辞職されてしまうと各委員会で重要問題が解明されず、沈黙の中で消し去られてしまうのでは意味がない」と述べ、4野党として、まず予算委員会における証人喚問要求を優先するという方針で一致したことを明らかにした。

 同時に熊谷委員長は「証人喚問でダラダラ交渉するつもりはない」と述べ、8日中に回答することを与党側に要求するとともに、その処理が決まらない限り、各委員会を含む新たな審議日程の協議には一切応じないことを明らかにした。

 また、政治と金の問題に関する制度的な体制づくりについて「そろそろ野党側としても行動を起こすべき時がきている」とし、4野党による法案提出などを含む方針を、各党幹事長レベルで早急に協議することを表明した。
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