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2009/05/23
政権を交代させることに尽きる 岡田幹事長、石川議員、新党大地・鈴木代表と会見で




 岡田克也幹事長は23日午後、北海道帯広市内で石川ともひろ衆議院議員(北海道第11区総支部長)、新党大地鈴木宗男代表とともに記者会見を開き、記者からの質問に答えるとともに政権交代の必要を強く説いた。

 冒頭、岡田幹事長は、「政権をしっかり交代をさせることに尽きる。挙党体制で戦っていく。政権交代を目指していく中で、野党間の協力が重要である。新党大地の鈴木代表とともに闘う中で政権交代を実現していく。お互い補いながら、大きな目的のために力を併せていく」と話した。

 次いで記者団との質疑に入り、小沢代表代行が代表当時に北海道の全小選挙区での勝利を目指すと表明してしていた点については、「全勝する目標は民主党として変わらない。鳩山代表のもとで、大きな政権交代への流れをつくっていく」と答え、特に第11区は相手も強いので党も重点的に支援していくとも述べた。

 さらに、幹事長として初めての地方遊説での意気込みを聞かれて、「とにかく党として(次の総選挙に)勝たなくてはならない。意気込みについては演説を見てほしい」と述べ、今後は、週末は全国各地をまわりしっかりと応援していくとの方針を示した。

 さいたま市長選挙の国政への影響に関する質問には、「今までも言ってきたが、知事選、補選などで一喜一憂するべきではない。責任論などおかしな話だ」としたうえで、「大事なのは総選挙で勝つかどうかに尽きる。(自治体の首長選挙など)勝つにこしたことはないがひとつひとつの選挙で勝った負けたということはない」と答え、あくまで総選挙で勝利することが最重要だとの認識を示した。

 また、岡田幹事長の印象について鈴木代表に質問があり、「愚直さ、信念を曲げないところに国民は期待している。鳩山代表といいコンビネーションだと思う。大きな好感をおぼえた。その思いは、私以上に国民が多く受け止め、世論調査の結果に現れた」と答え、期待感を示した。

 さらに今後の協力体制についても、「政策で合意しているので、変わらず協力し、政権交代を目指して力を併せていきたい」と述べた。
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