ニュース 2009/05/23 政権交代を実現し、この国を変えていこう　岡田幹事長、石川議員が帯広市での街宣で 　岡田克也幹事長は２３日午後、北海道帯広市内で街頭演説会を開き、詰めかけた約５００人以上の支持者や、聴衆を前に、「今こそ政治を変えるときだ。このままの政治が続いて皆さんの生活が守れるとは思えない、自民党の時代は終わった」と訴え、北海道の全小選挙区で勝って政権交代を実現し、この国を変えていこうと聴衆に呼びかけた。 　この日の街頭演説会には、石川ともひろ衆議院議員（北海道第１１区総支部長）、新党大地代表の鈴木宗男衆議院議員も参加し、ともに政権交代の必要性を訴えた。 　はじめに鈴木代表がマイクを持ち、「この北海道から、自民党の幹事長や政調会長が生まれた。内閣の官房長官や財務大臣も生まれたが北海道はまったく良くならない」と話し、この流れを変えるのが次の総選挙だ。弱肉強食の官僚政治から、生活重視、弱者優先の政治に変えようと政権交代の重要性を語った。 　次に岡田幹事長が、「小泉さんが総理になって自民党をぶっ壊すと言っていたが、ぶっ壊されたのは国民生活だった。それから安倍さん、福田さんと続いて麻生さんまで来たが、とても日本の政治が良くなるとは思えない」と、続けて首相が変わるだけで国民生活が全くよくならない自民党政権を厳しく批判し、「今の子どもたちが、あの時お父さん、お母さんが決断してくれたおかげで今の日本があるんだねと言ってもらえる未来をつくるため、民主党中心の政権をつくらせてほしい」と力強く訴えた。 　さらに、岡田幹事長は、輸出型産業に変わり国内需要を拡大していく介護・医療の分野と、第一次産業が日本を引っ張っていくことになると話したうえで、「ここ十勝は、農業先進地域として将来に大きな夢を持てる地域だ。その夢を実現できるように、（国からの押し付けによる）今までの間違った農業政策ではなく、地域のことは地域が決める分権型社会をつくろう」と述べ、地域の実情に合致した社会へ変えていくためにも、是非、民主党を中心とした政権樹立への協力を求めた。 　最後に石川衆院議員が演説に立ち、政権交代は手段であって目的ではないと述べたうえで、「時代にそぐわない仕組みは変える。行き過ぎた規制緩和は見直す。税金のムダ遣いはやめる。この３つの大きな柱を実現していく」と話し、この十勝から政権交代を果たしていく、更なる支援を寄せてほしいと訴えた。