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2009/05/24
さいたま市民の力で政権交代が実現 清水はやと氏がさいたま市長選挙で大勝利を収める




 任期満了に伴うさいたま市長選挙の投票が24日行われ、即日開票の結果、民主党埼玉県連が支持する新人の清水はやと氏が、自公の県連が推薦する現職市長をはじめ、他の候補を圧倒的大差で退け、見事初当選を果たした。

 約500人の事務所スタッフや支持者が会場に集まるなか、9時過ぎに当選確実の報道が流れると、会場は歓喜の渦に包まれるとともに、清水氏が到着。割れんばかりの歓声で清水氏を迎え入れた。そして、スタッフや支持者に囲まれながら、後援会長の掛け声に合わせて全員が立ち上がっての万歳三唱が行われた。

 清水氏は、まず会場に集まった方々に対して、「今回の選挙は正に市民の皆さんの力でさいたま市政を変えたいという思いが勝利を勝ち取った」と深く感謝の意を表した。また、「市民の皆さんからの多くの激励で私たちの運動は日ごとに大きくなり、今のさいたま市政におけるしがらみを一掃し、新しいさいたま市をつくろうという熱意が大きな結果を生み出した」と勝因を語るとともに、今後、市民の皆さんと絆で結ばれた新しいさいたま市政をつくるために全力を尽くしていくことを宣言。さいたま市政の政権交代で日本全体の政治に新しいうねりを起こすことを期待すると締め括った。

 続いて、報道陣の「どんなさいたま市政をつくっていくか」との質問に清水氏は、「しがらみだらけの市政から市民の声がしっかりと届く、市民が主役の政治に変えていく」と答え、具体的には(3期までの)多選自粛条例や市長直轄の行財政推進チームを作るなど抱負を語った。

 次に枝野幸男・選対本部長(埼玉県連代表)が挨拶を行い、「清水さんが多くの皆さんのさいたま市政を変えようという思いの受け皿となれる候補者であったことが今日証明された。皆さんのご支援、ご協力によって勝利することができ、そのお力に心から敬意を表します」と感謝の意を述べた。

 最後に清水氏が再度壇上に上り、改めて謝意を述べたうえで、「こんなにすごい選挙は初めてだった。本当に多くの皆さんにご支援、ご協力をいただいた。さいたま市政を変えようという熱意を感じながら戦った」と語り、「今日からスタートであり、選挙戦で約束したマニフェストを必ず実行していく」と支持者の前で決意を誓い合った。

 なお、開票結果は以下のとおり。
当選 清水 勇人 無新 155,966
   相川 宗一 無現  98,816
   中森 福代 無新  62,991
   日下部伸三 無新  32,249
   松下  裕 無新  27,448
   高橋 秀明 無新  26,397
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