民主党は1日午後、衆議院へ「政治資金規正法等の一部を改正する法律案」を提出した。政治改革推進本部の岡田克也本部長(幹事長)は提出後の会見で「与党には早く審議に応じていただき、この国会延長とも言われているのでこの国会の中でぜひ成立させたい」と述べた。
会見には、岡田本部長と同じく法案提出者の野田佳彦事務局長(幹事長代理)、武正公一、篠原孝、原口一博各衆院議員、尾立源幸参院議員が同席した。
冒頭、岡田本部長が「昨年秋から議論してきた政治資金規正法の一部を改正する法律案について、党の中で意見の集約が終わり、今日、先ほど、事務総長に直接手渡してきた。国会の会期の中で提出することができ大変うれしく思う」と表明。いわゆる世襲の制限や企業団体による献金を禁止することなどが中身であると語った。
岡田本部長は「党内にも様々な議論があったが、最終的に合意を得て、こういう法案を提出することになった。大変うれしく思っている。これからぜひ与党には、審議に早く応じていただいて、この国会が延長ということも言われているので、国会の中でぜひ成立させていきたいと考えている」と述べた。
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