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2009/06/02
「衆議院選挙・都議会選挙勝利6.2連合総決起集会」で挨拶 鳩山代表
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鳩山由紀夫代表は2日午後、東京都内で開かれた「STOP!THE格差社会キャンペーン『今こそ政策と政治の転換を!』」と題して行われた「衆議院選挙・都議会選挙勝利6.2連合総決起集会」に出席し来賓として挨拶、政権交代により生活者起点の政治をつくりあげたいと語った。
はじめに、主催者代表として挨拶に立った高木剛連合会長は、「逆転の夏」をスローガンに掲げ大勝利を収めた2007年の参議院選挙を引き合いに、間近に迫った解散・総選挙について、「政権交代の夏」実現に向けて「何としても政権交代を勝ち取る気概を込めて臨む」と表明。「政治を軽蔑するものには軽蔑に値する政治しか与えられない」という先人の言葉を紹介し、「選挙は民主主義の要諦であり、何としても勝ち取り政権交代を実現させたい」と決意を語った。
7月3日公示、12日投開票の都議会議員選挙に関しては、「従来、この都議選の結果は次の国政選挙の結果を大きく左右するということが裏付けられてきた歴史がある」と述べ、衆院選挙同様、勝利に向けて厚いご支援、ご協力をと求めた。
鳩山代表は、3代続けて国民の信を問わない政権が続いているがゆえに、自公連立政権は国民の支持を得られないのだと分析し、「国民の皆さんの未来のために勝たなければならない勝負」だと強調。小泉政権以降、新自由主義が吹聴されてきた結果、マネーゲームがはびこり、弱肉強食の世の中になり、医療、教育、雇用等さまざまな格差が拡大したと指摘し、政権交代による政治の転換が必要だとした。
鳩山代表は、「何でも政府が解決することは悪平等を生みかねない」と述べたうえで、新自由主義がもてはやされ、市場原理至上主義が現在の弱肉強食の社会を生んでいるとして、いま、世界で求められている第三の道こそが自身が掲げる「友愛の社会の建設」だと主張。一言で言えば、「官僚視点ではなく国民の生活者の起点に立った政治をつくりあげること」だと話し、社民党、国民新党、連合の皆さんとともに「生活者に起点を置いた政治をつくりあげていきたい」と、改めて解散・総選挙に向けた決意を表明した。
都議会選挙については、石原都政への評価を下す意味においても重要な意義をもっているとの見解を明示。築地市場の移転、新銀行東京の問題の是非を問うためにも、都政において政権交代を果たすことが重要だとして、総選挙を前に都政での政権交代実現に向け全力で戦っていくと宣言し、厚いご支援ご支持をと呼びかけた。
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